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プログラム

4日間のスケジュール

* 各セッションの詳細は、英語ページよりご確認ください。
*1 科学館の現役の館長(最高責任者であれば職名は問わない)あるいは科学館のネットワーク組織(地域的、国際的は問わない)の代表者限定のフォーラム
*2 ドレスコード:スマートエレガンス
*3 ドレスコード:スマートカジュアル(庭園のある会場のため歩きやすい靴でお越しください。)

講演者

招待講演者

安藤忠雄
建築家/東京大学名誉教授
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年安藤忠雄建築研究所設立。代表作に「光の教会」「フォートワース現代美術館」「プンタ・デラ・ドガーナ」など。79年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、95年プリツカー賞、05年国際建築家連合(UIA)ゴールドメダル、10年文化勲章など受賞多数。97年から東京大学教授、現在名誉教授。00年、瀬戸内海の破壊された自然を回復するための植樹活動「瀬戸内オリーブ基金」を設立。11年「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」実行委員長。
*Photo by 林景澤
ゴードン・マクビーン
国際科学会議(ICSU) 会長
ウェスタン大学(カナダ)名誉教授。グローバル・サスティナビリティに関する研究プロジェクトであるフューチャー・アース評議会 共同議長。国際的な科学プログラムにおいても活発に活動し、世界気候研究計画(WCRP)や非政府間国際組織START、災害リスク統合研究計画(IRDR)に関連する委員会等で議長等を務めた。2007年国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のノーベル平和賞受賞において主要な貢献者として評価を受ける。ブリティッシュ・コロンビア大学卒業生賞(2015年)、アメリカ地球物理連合大使賞、アメリカ気象学会クリーブランドアッペ賞受賞、世界気象機関より国際気象機関賞(2017年)受賞。
スマヤ・エル=ハッサン王女
ヨルダン・ハシェミット王国王立科学協会 会長
科学によるアラブ世界の発展や変化の促進を提唱し、活動を牽引している。科学者や政策立案者と積極的に関わり、ヨルダンや周辺地域が直面する課題に対して、国や地域自らが内発的に解決策を見出すための環境づくりに尽力する。2017年にヨルダンで開催される「世界科学フォーラム」において議長を務める。
ジョン・クレブス卿
オックスフォード大学ジーザスカレッジ 名誉フェロー、前学長
1966年にオックスフォード大学ペンブロークカレッジで動物学の学士号を、1970年に同校で博士号を取得。1984年、英国王立協会のフェローに叙される。2000年から2005年にかけて、英国食品基準庁の初代長官として、BSE問題で揺れた英国食品行政を立て直し、英国市民による同庁への信頼を回復させた。2007年に一代貴族(男爵)に叙され、英国上院議員を務めている。英国上院科学技術特別委員会委員長(2010-2014年)、英国科学技術上級委員会委員長(2008-2014年)、英国気候変動委員会委員および同委員会適応分科会委員長(2009-2017年)を歴任。また、2012年から2013年にはブリティッシュ科学協会会長を務めた。
トーマス・E・ラブジョイ
ジョージ・メイソン大学環境科学・政策専攻教授
ラブジョイ氏は生物多様性の概念がいまだかってなかった時代にアマゾンの熱帯雨林で壮大かつ画期的なフィールドワークを企画・実施し、初めて種の減少という事実とその主要なメカニズムを明らかにした。博士はこのフィールドワークにより、どのように人間の行動が生息地の分断を引き起こし、生物多様性を危機的な状況に追い込んだのかを学術的に解明した。そして博士は、一連の研究から得た生態系に関する深い見識に基づき、初の「種の絶滅予測」を発表した。以来一貫して絶滅危惧種の増加を食い止めるための手段を指摘・提案し、 多数の学術機関や学会に大きな影響を与え、生物多様性の概念に基づく自然環境の保護の基盤を醸成し、それは今や世界の主流の概念となっている。
パバン・シュクデフ
国連環境計画(UNEP)親善大使、GIST(Green Indian States Trust)創設者・理事、GISTアドバイザリー設立者CEO、エール大学ダヴェンポートカレッジ アソシエートフェロー
シュクデフ氏は、包括的グリーン経済に移行するための経済的合理性と計量的実用性をあわせ持つ会計手法を開発した先駆者である。この移行には企業こそが決定的な役割を果たすことを示し世界の注目を集めた。さらに氏は、持続可能な会計手法を企業、地方、国家の各レベルで開発し、公共政策と経済活動に、生態系サービスの価値を如何に組み込むかを示し、包括的グリーン経済に向けた取り組みを具体化した。
山中伸弥
京都大学iPS細胞研究所(CiRA) 所長・教授
1962年大阪府生まれ。1987年神戸大学医学部卒業。整形外科医として病院で2年間勤務後、基礎研究者の道へ。1993年大阪市立大学で博士号取得。米国グラッドストーン研究所の研究員や奈良先端科学技術大学院大学の教授などを経て、2010年より現職。2006年に世界で初めてiPS細胞の作製成功を報告し、2012年にノーベル生理学・医学賞を英国のジョン・ガードン博士と共同受賞。
ブルクタウィット・ティガブ
ウィズ・キッズ・ワークショップ 共同創設者/CEO/クリエイティブ・ディレクター
エチオピアの子どもたちの置かれている状況を改善し、地域に教育を広く普及させるために、夫とともに2005年にウィズ・キッズ・ワークショップを設立。未就学児を対象にした教育プログラム「ツェハイ・ラブ・ラーニング」の放送を開始。プリックス・ジュネス国際賞、日本賞、ロレックス賞(ヤング・ローリエイツ)など国際的な賞の受賞多数。現在は3人のエチオピアの女の子がスーパーヒーローとして活躍するアニメーション「ティベブ・ガールズ」の制作に取り組んでいる。